ef -a tale of memories
アマプラにて。
古いだけあっていろんなものが古臭いが、自分的には雰囲気含めて好みだった。
記憶、存在、将来、夢。「自分」はなんなのか?何をしたいのか?というような青春群像劇。
群像劇って言っていいのかな?それともダブル主人公にトリプルヒロインというのか。
ただ、千尋と宮子の存在の対比が「記憶が残らない少女」と「存在が消えた少女」の対比だということに気がつくと、「ダブルヒロイン」であり、それ以外は当て馬でしかないなーとも思ってしまう。ゲームでなら景ちゃんのいうゆるゆるな関係のまま続いていくようなルートもあるのかな。
それぞれのルートがどっかで交わるのかと思ったけど、そんなこともなくそれぞれ勝手にストーリーが進んでいって終わってしまったのがよくわからない。帽子の人を攻略しないといけないのか?
シャフ度の出てこないシャフト。でもちょいちょい「らしい」演出も出てくる。
とりあえず、OPの曲はかっこよくて超好みだった。
なんか2期もアマプラにあるっぽいので、そのうち見る予定。
以下はツラツラと。
4話までで一旦の区切りを踏まえての5話アウトライン
- 一人空回りし続ける景
千尋の事故の原因、思ってた以上にとんでもなかった
うさんくさい久世とひむら。 - 人間は一人では生きていけない。なら一人でいける自分は人間なのだろうか?
6話
- とりたい映像を撮りたい恭介とここのところの何かに縛られているような広野くんの対比。
ひむらさん、まさかの牧師じゃない。じゃあなんなんだ? - 景→宮子に対するライバル宣言。にしても、「存在を心から消す」ってのは乱暴なフレーズだし、宮子に刺さりすぎてご都合すぎるなという違和感。
- 迎える日曜
二択でみやみやをすっぽかす。都合よく(悪く?)携帯を忘れていくのもなんかアレ。しょっちゅう忘れるみたいな描写を事前に入れておけばいいのにとは思う。
7話:もろもろが崩壊しはじめる
- 「その女の子は、違和感じゃないといけない」
- レンジから千尋に対する違和感。記憶が連続していないために同じような会話を繰り返すことになる。
千尋の役に立てているのか疑問を覚えるし、凹んでしまう。ただ、それとは関係なく、千尋はときめいている感じ。
千尋の気持ちを「伝聞」で知ることに対する違和感なのかと思ったけどそういう訳でもなさそう。 - で、みやみや。これは辛い。こっちを後半にもってきたのは正解だと思うわ。これを Aパートに持ってこられても困る。
- 居場所をみつけたというが、なんで「広野くん」なんだろうとは思うが、
「嫌い」でも構わない。無かったことにされるのが辛いといった感じか。 - 電話の履歴を消すのはアカンわ。
この二つのルートの対比がなんなのかと思ってたけど、「記憶が残らない少女」と「存在が消えた少女」の対比なのね。
そう考えるとダブルヒロインであり、それ以外は当て馬でしかない気がする。そうすると景ちゃんはどうなってしまうのか。
8話:ヒロインがそれぞれ全てを無くす話
- 修羅場。これでお兄ちゃんを手に入れても重荷になってしまうと思うが致し方ないといったところか。
- レンジと千尋
何も無かったような様子の千尋。これは怖い。。
と見せかけて、全てを覚えておこうとしていた千尋。努力の人である。
「記録は書き残せる。ただ、そこにあった感情は残せない。」
レンジとの記憶を無くしたくないという一念である。 - レンジと千尋の関係となにかを重ね合わせ、感情的になるひむら。それでも二人になにかを託すように見守ろうとする。
しかし歪む。倒れ、残しておいた「感情」どころか全てを失う。
9話
- 忠告の意味を知るレンジ。
今なら去ることもできると改めて告げるひむら。 - 終わってしまえばいいのにと嘆く千尋
-
空っぽの自由 と やりたいことがある自由。
捨てるのも自由。
選んだことに対する責任。 -
突然のキス。
プロの漫画家の力凄いですわ。
「どんなときでもわたしだけをみててくれる?」 -
終わりたがる千尋を恐れるレンジ
千尋の物語にヒントがあるというひむら。それに真剣に向き合えと。 -
それらを経て側にいることを選んだレンジ。
が、ちょっとした違和感。
止まっていた4年間の日記、レンジと会ってからの日記。
記憶を無理やりインストールしているだけに見えるなぁ…
- 「記憶」ってなんなのか?
記憶を失ったとか、前の自分は死んだのではないか。
「千尋はなにがあっても千尋だよ」
と涙を流しながら伝える。 -
砂で作った城ですら残っているのに。
千尋の存在が砂よりも脆いというのか -
慟哭。
-
修羅場2でヒキ。
景ちゃんがただの当て馬すぎて悲しい。(二話ぶり二度目の感想)
10話:広野くんが決断する話
-
広野くん、簡単に流されすぎやないか?
どっちを取るの?と迫るみやこ
それを振り切ってしまう広野くん。
どっちにも振られるパターンだな。 -
分岐路で悩むひろのくん。そこへ恭介から電話。
恭介に殴られ、全部半端なんだと言われる。景のためにはっきりしろと言われる
青春である。んだけど、分かってなさそうな感じ。 -
で、すっぱりみやこに振られる。
みやこ的には自分のことだけを残しておいてもらえないのであれば、辛いと。 -
また分岐路。
まさかの後輩。景ルートっぽいと思いきや、読者からの辛辣な意見。 -
全部が大事
捨てるのではなく、捨ててもらう
これは無かった視点だ。
- ようやく進む道を決めた広野くん。
学校を止めることを決断。
「お兄ちゃんと呼んでくれる子の前ではかっこつけたかった」 - 昔読んだマンガと今を照らし合わせる二人。
なんとなくこのまま続くんだと思っていた二人。でもそうならないことがわかってやっとストレートに想いを出せた。
哀しい告白シーンだなぁ。
それに対してクソみたいなレスをする広野くん。 -
今度はみやこの告白。
居場所が欲しいのではなく、得た居場所が無くなるのが怖い。
広野くん、無責任にオトコマエである
みやこから会いにいくかと思ったら、広野くんが町中の公衆電話を巡るという荒業で見つける。
これでみやこ、広野くん、景の話は終了、残り二話で千尋側の話かな。
そういえば、どうせそのうち説明あるだろと思っていたが、この後に及んでこの帽子の女性の名前がわからない。
こっちも何かが想いを重ねようとしている。ひむらとこの女性が過去になにかあったんだろうけど。最終話ぐらいで説明してくれるんだろうか?
11話
- 小説が完成とのこと。
ラストが気になるレンジ。
思い残すことが無くなった感がある千尋。自殺しそうだな。 -
が、そのタイミングで恋人になろうというレンジ。
でも、1日だけという約束。小説を読むのはそのデートの後にしてくれと。
ひむら、帽子の女性を待ってたっぽいけど、一回教会にいた気がするんだけどな。
レンジに鍵を託すひむら。
- デート。いろんなことがあったんだなという二人。
「明日なんて来なければいいのに」
預かった鍵。学校の屋上の鍵だったらしい。 -
千尋の側にいることを改めて伝えるレンジ。こいつら学校の屋上でコトに及んだのか。
-
「今日会っていた千尋」が消えていく恐怖
「今日」が終わり、「恋人期間」も終了。そして小説を託して千尋は屋上へ。
「絵の二人」は日記の中の千尋とレンジのことなのかな。
- この結末が女の子に取って良かったという千尋。
「夢」を叶えたら消えようと思っていた千尋。
「好きという気持ちをもった状態」で消えたいという願い。 -
レンジとの期間の日記を捨てる。
自殺しなくても消えられるんだな。ちょっと意外だった。
12話:最終話
OPが日本語バージョンだ。なんでだ?とおもったら、中身もちょいちょい違う。それぞれのヒロインが救われている。これに気がつかせるための変更なのかな?
- 翌日のレンジ。
千尋は小説を完成させたことも覚えていないのか。 -
「忘れろとは言わない」
「明日は今日よりいい日にかもしれない」
「夢を叶えるにはどうしたら?」
「それにはまず夢が必要」
「想いが無ければなにも起きない」 -
駅で千尋と遭遇したけど、「会ったことありますか?」に対して逃げ出してしまう。
-
デートの日の日記を得るレンジ。
千尋の告白。
というか、撒かれた瞬間に拾い集めると思ってたわ。
「演出」としてなのはわかるが、なんで紙を集めただけなのに、そこまでボロボロになるんだ。
- まさかの忘れてなかった千尋。
13時間考えずにいるということが出来なかった という。
これまた意外だった。
エピローグ
- 恭介と付き合いそうな景ちゃん。
おさまるところにおさまったって感じか。メガネがかわいそうだが。
千尋の問題は何一つ解決してない気がするんだけどいいのかな。
- ラスト。
3×3っぽくなっているが、やはり2×2 プラスαの話だったよなぁと思う。
最後に名前がでてきた帽子のひと、「ゆうこ」
結局なんだったんだ?